まだまだ・・・

2004年2月18日 日常
今日一日が終わりそうにありません。
最後の一日、やっぱり長く感じます・・・。

今日、向かいのベッドの老人が大変なことになってました。。。いつも寝てばっかりの老人ですが、ナースコールを鳴らしまくっていたのです。看護婦さんもその度に来るんですが、暫くすると看護婦と老人の言い争う声が
「○○さん、動かないで」
「もう嫌じゃ」
「○○さん、そっちは壁よ、何処行くの??」
「トイレ...」
「○○さん、熱が高いから座薬入れさせてください!!」
「○×△〜〜〜(意味不明)」
と、訳のわからん会話・・・どうやら老人は高熱で意味不明の行動を取っていたようです。
まぁ、よくある事なのだろう、と気にせずにいたのですが、そのウチ先生まで来て「まずは寝て下さい!!!」と怒鳴る始末。老人は安定剤を打たれ、別室へ強制移動させられました。

と、ここで。

気の毒、とは思ったが、やはりそれまで。
こういう俺は「冷たい」んだろうか??
本音を書く日記ならではこそ。

正直、自分が大部屋に入院して、やはり色々と鬱陶しいと思っていた事は多い。入院患者は当然(?)高齢の方が多く、症状もそれぞれ大変なのだろう。しかし、健康体ならともかく、同じ場所に入院してる自分に、そういう人達に同情せぇと言っても無理な話。

自分の痛みが唯一実感出来る辛さなのだ。
ある人は「自分が治るところをイメージすると実際治癒力も高まる」と言ってくれた。しかし、、、この環境でそんな前向きなイメージはしづらかった。

申し訳無いとは思うものの、他の部屋へ移ってくれてホッとした。出来るだけ静かに過ごしたいのが本音だし、人が苦しむのを見ると、自分の具合も悪くなるんじゃないかと思う。
見舞いに来た友人曰く「ここまで劣悪な環境は・・・」と言っていた。俺が実感しているのと同様だ。
病院の都合、患者さんの都合もあろう。しかし「そんなにヒドイんなら大部屋に入れなくても・・・」と感じる人が周囲に多く、この10日間、非常に居心地が悪いと感じたのは事実。

日本中の病院がこうなのか??

普段、病院には縁も無い自分が入院することで、確かに色々勉強にはなった。しかし、ちょっとタイミングが悪かったのかナァ・・・とウンザリしたのも本音だよ。
今回の環境で思うところ有り。
しかし、他人に文句を言っても始まらず、自分の傷が良くなるわけでもない。

今後の人生でもし同じようなことがあれば。

自分が置かれる環境を自分の責任で選択すればいいのだ。

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