前向き後ろ向き。

金曜日。やはり疲れが残る。
今日も一日現場に行っていた。監督としてではなく、一作業員として・・・だから気持ちは凄く楽だったが、やはり帰路は疲れを自覚した。今週も何だかんだと全力で仕事してしまった。しんどいしんどい、と思いながらも気持ちは一つ一つの現場に向いてしまう。もうちょっと冷静に捉えてセーブすることを覚えないと。

気分的な疲れに加えて肉体的な疲れを覚える週末。帰宅は早かったが、何もする気は起きない。

昨日は夜の8時過ぎから名古屋駅地下で仕事。飲食店に入る人、飲み屋に入る人、駅へ足早に急ぐ人、スキー板を持って歩く人、ナンパする人、警察に連れて行かれる人（？）・・・色々な人を作業しながら見ることが出来た。勿論、観る意思など更々無い。目に入ったものをその都度解釈してみただけ・・・その瞬間に思ったのは「雨が降ってるなぁ、傘を持ってない人は大変だな」くらいの感情しか覚えてないし、それ以外のことを感じた記憶も無い。ミニスカートの女性を発見して、ずっと目で追ったくらいか・・・。
別にその時間に仕事をしてる自分がどうこう、とは思いもしなかった。疲れてるから現場に向かうまでは「世間の人は飲みに行く時間なのにイヤだなー」等とチラッと思ったが、いざ到着すると全然そんなことは考えない。不思議なもんだ。

それでも疲れる。身体は正直に。

早く健康体に戻りたいと思う。そうすれば精神的にも前向きになれるのかな？？
でも、疲れたときにこそ前向きになる、あえてそう持っていくのが「前向きに考える」という意味だと思うが。
精神的に充実、というか不安を感じてないときに「前向き」に考えるのは誰だって出来る。そんなもん赤ん坊と一緒だ。精神的に負荷を感じたときに、それに負けまいとして自らの意思で前進しようとするのが「前向き」だろう。
自分に余裕のあるときにだけ「前向きに」と言い、そうでないときは言い訳ばかりしとったら、そんなもんは誰でも出来るわな。

今の体調で「前向き」になれるか？？？

そう問いかけても自覚出来るのは
「今を乗り切ること」
それだけだね。